ひとことで言うと

海外子会社は、親会社が支配する海外所在の会社です。IFRS 10では他の企業を支配する企業を親会社、支配される企業を子会社として扱い、親会社は子会社とともに連結財務諸表を作成します。

IFRS S1ではサステナビリティ関連財務開示の報告主体は関連財務諸表と同じです。親会社が連結財務諸表を作る場合、報告主体は親会社と子会社のグループです。

実務で何をする?

会社名、所在国、支配関係、報告期間、対象活動、担当窓口を一覧にします。GHG排出量の集計では、報告主体とは別に組織境界を確認し、持分比率または支配力のどちらの方法を使うかを選びます。現地データの単位や品質、対象外とした拠点と理由も記録項目です。

よくある誤解

連結子会社なら、GHG排出量も必ず同じ組織境界に入るとは限りません。財務報告の主体と排出量の組織境界は目的が異なります。適用する基準と測定方法を分けて確認します。

具体例

海外子会社の電力使用量を集計するとき、財務報告上の報告主体とGHG排出量の組織境界をそれぞれ確認し、現地の単位と報告期間をそろえる。

よくある誤解

海外に所在するという理由だけで、全ての開示や排出量集計に同じ範囲で含めること。

出典

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