ひとことで言うと
データエラーは、入力間違いだけでなく、欠損、重複、形式不一致、範囲外の値、別の意味で使われた項目など、データを本来の目的に使うときの不整合を指します。GOV.UKのデータ品質ガイダンスでも、妥当性、正確性、完全性などの観点で問題を確認します。
実務で何をする?
期待する形式や範囲をルールにし、入力時と集計前に検査します。エラーを見つけたら元データ、変換履歴、担当者の記録を確認し、原因を直してから再計算します。修正できない値は、未確認として利用者に伝えます。
よくある誤解
エラーが1件でもあればデータ全体が使えない、または検査に通れば完全に正しい、とは限りません。目的への適合性、影響範囲、原因、残る不確実性を分けて判断することが重要です。
具体例
電力使用量の単位がkWhではなくMWhで入力された行を検出し、元資料と照合して単位をそろえ、修正履歴を残す。
よくある誤解
エラー値を黙って削除したり推測値で埋めたりして、修正理由や影響範囲を記録しないこと。
出典
- GOV.UK Government Data Quality Framework(official)